Adsenseでアカウント停止にならない為の9か条

このエントリーをはてなブックマークに追加

なぜか年末になるとAdSenseアカウントが停止になるサイトが増えるような気がするのですが、気のせいでしょうか?

それは良いとして、いつ自分の身に降りかかってくるとも限りませんので、AdSenseのアカウントを停止されないために、違反しがちな間違ったサイト運営についてまとめておきます。

プログラムポリシーを守って普通にサイト運営していれば、アカウントが停止されることはないのですが、初心者の方は知らずに違反していることも珍しくありませんので、注意が必要です。

ちなみに、アカウントが停止されたら絶対に復活させることはできないというわけではありません。

»AdSenseのアカウント停止に対する異議申し立て
»AdSenseアカウントが停止されても復活させる事は可能

許可サイト設定

アカウントが停止される場合の多くが、自分自身が違反行為をしていたというケースですが、思い当たるフシが無いのに警告もなく停止されたという話も時々聞きます。昔と比べて一発停止になることは少なくなっていますが、今でも全くないわけではありません。

憶測になりますが、自分では思い当たるフシがないのに停止されてしまうケースの多くが、「許可サイト設定」をしていないアカウントなのかも知れません。

許可サイト設定をしていない場合、自分のコードを第三者にパクられて、違反サイトに貼られてしまえば、自分がそのサイトに貼ったのと同じようにGoogleの審査対象になります。自分が知らぬ間に大量のアダルトサイトに自分のコードを張られたら一発停止されても不思議ではありません。

AdSenseコードはHTMLソースを見れば、誰にでも直ぐに盗めますので、第三者の嫌がらせを避けるためにも絶対に許可サイト設定を行い、自分が管理しているサイト以外にコードが貼られても影響が無いようにしておきましょう。

不正クリック

これは今更言うまでもない事ですが、報酬を増やすために自分でクリックしたり、知人に頼んで自分のサイトの広告をクリックしてもらう事は、違反行為です。自動的に広告をクリックするようなプログラムもあるようですが、絶対に利用してはいけません。

不正クリックが発覚した場合には、警告なしの一発退場となります。少しぐらいなら分からないだろうという気持ちでクリックしてしまいたくなるのは分かりますが、不正クリックは必ずばれます。世界のGoogleはユーザの動きや心理を完全に掌握していますので、悪い事はできません。

自分で誤ってクリックしてしまった場合は、Googleに報告する必要はありませんが、アクセス数が大して変わらないのに急にクリック数が増えたり、無効クリックが増えた場合には、不正をしていないという事を伝えるためにもGoogleに報告しておきましょう。(※2013年5月の規約改定により無効クリックはレポートに表示されなくなりました。)

クリックの誘導

ユーザのクリックを誘導したり、クリックを誘うような文言を掲載することは禁止されています。AdSense広告の上に表示できる言葉は、「広告」、「スポンサーリンク」の2つだけです。他のいかなる文章も載せることはできません。

「下の広告をクリック」、「ご協力ください」などのように分かりやすい文章を載せる事はもちろん禁止ですが、広告の近くにユーザの目を引くような画像を載せるのも違反行為です。広告と画像の間にラインがあればOKとの意見もありますが、やめた方が良いでしょう。

また、記事の文章と広告が接近しすぎていると、その文章が広告クリックを誘導していると取られかねませんので、記事と広告の間には、ある程度の余白を取った方が良いでしょう。

サイドバーなどに他の項目と同じように広告を載せる場合には、必ず見出しとして「広告」や「スポンサーリンク」と明記するようにしましょう。

【追記】
以前は、「スポンサードリンク」が使われており、現在は「スポンサーリンク」が使われているので、どちらが正しいのか混乱するのですが、最終的には「スポンサーリンク」が正しいようです。

»AdSenseのラベル表記は「スポンサードリンク」「スポンサーリンク」どちらが正解?

コンテンツ不足やペラサイトへの掲載

AdSense広告は内容の薄いページには掲載することができません。どれぐらいのテキスト量があればOKなのかは、サイトの作りなどによっても変わってくるのですが、ほとんどユニークなテキストがないページについては掲載しない方が良いでしょう。

ホームページのテンプレートやWordPressのようなCMSを使っている場合、一つずつページを確認せずに広告を貼り付けてしまうと思いますが、その中にテキスト量の少ないページが含まれている場合もありますので注意が必要です。

また、ペラサイトと呼ばれるサイト内にページが1つしか存在しないような場合にも掲載を控えた方が良いでしょう。

»WordPressの条件分岐タグで特定のカテゴリに属する記事にだけバナーを表示する

WordPressの場合、条件分岐タグを使ってAdSenseを表示する記事やページ、カテゴリを限定することも可能です。

著作権違反・コピペサイトへの掲載

内容の薄いページへの掲載と同様に、他のサイトからコンテンツを盗んできているようなページには広告を掲載することができません。最近ではRSSフィードから自動的に記事を取得して、自動で投稿するようなブログが増えていますが、こういったサイトに広告を掲載することは、ポリシー違反となります。

また、YouTubeなどを載せる場合、その動画が著作権違反をしていないのかというチェックも必要になります。動画や画像が自分のものではない場合、著作権違反になり、AdSenseは著作権違反を犯しているサイトに載せることができない事になっています。

広告掲載位置

初心者の方がやってしまいがちなのが、広告掲載位置による警告です。ページタイトルの下に広告を持ってくることで、クリック率が上がりますが、タイトルの 下に広告を載せる場合は、コンテンツと広告を明確に区別できるように、背景色を変えたり、枠をつけたり、線を引いたり、AdSenseの上に「広告」や「スポンサーリンク」というラベル表記が必要になります。

また、サイト内のコンテンツとAdSense広告の距離が近すぎると、クリックの誘導と取られる可能性がありますので、広告の周辺には余白を用いて、サイト内コンテンツと広告を区別するようにしましょう。

類似広告との併用

AdSenseは他の似たような形態のアフィリエイト広告と同列に並べることが禁止されています。特に、同じレイアウトや色で明らかにAdSenseと混同されるような形での掲載は警告の対象となります。

AdSenseコードの修正

AdSenseコードを修正して貼り付けることは禁止されています。もっと違うサイズの広告を掲載したいというのは誰もが思うことですが、用意されている広告以外の大きさにする事はできません。

AdSenseのプレミアムアカウントを利用しているサイトについては、通常使えない広告タイプが使えますが、プレミアムアカウントを取得するためには、最低でも月間1,000万PVぐらいは必要と言われています。

また、特殊な方法で、広告ユニットを1ページに4つ以上表示したり、IFRAMEを使って広告表示を操作することも禁止されています。

※特別な契約をしている場合、4つ以上載せられます。また、サイドバーのAdSenseをスクロール追尾させる方法も特別な契約をしているサイトに限られています。

プライバシーポリシーの表示

AdSenseを利用する場合、サイト内にプライバシーポリシーを掲載している必要があります。企業サイトなどで掲載するプライバシーポリシーとは内容が異なりますので、Googleが求めているものを掲載しておきましょう。

プライバシーポリシーを全てのページに掲載する必要はありませんが、プライバシーポリシーページヘのリンクは、全てのページに張っておいたほうが良いでしょう。

複数アカウントの利用

AdSenseは1人の人が複数のアカウントを持つことが禁止されています。同一住所に済む家族が持つぶんには問題がないのですが、同一人物についてはいかなる場合も禁止されています。複数アカウント利用が発覚すると、全てのアカウントが停止されます。

また、過去にアカウント停止を受けたことがある人も基本的には新たにアカウントを持つことはできません。

住所を変えて登録すればシステム的には、複数アカウントを開設できたり、過去にアカウント停止になった人でもアカウントを持てることがあるようですが、違反行為ですので、その場合いつ停止されても不思議はありません。

アカウントを停止されたら絶対に復活できないわけではありませんので、停止されてしまった場合には、まずは落ち着いてGoogleに異議申立てを行いましょう。会社の代表者などの場合、法人としてビジネスアカウントを取るという方法もありますが、アカウント停止されたからビジネスアカウントを取得するというのはどうなのでしょう・・・

このエントリーをはてなブックマークに追加
afb
当サイトイチオシのASPです。支払いサイクルが他よりも早く、稼いでいる人からの評判がとても良いです。afbのおすすめポイント

サブコンテンツ

このページの先頭へ