Adsenseでアボセンスにならない為に
AdSenseはクリック保障型のアフィリエイトですので、比較的手軽に収入を得ることができるのですが、不正使用する人も後を絶たず、ポリシー違反のサイトについては、アカウント停止などの厳しい措置が取られます。
真っ当なサイトを運営し、しっかりと規約を守っていればアカウント停止になる事はまずないのですが、2009年末に一斉に多くのサイトでアカウントが無効になる事件が起きました。
まだ記憶に新しいとは思いますが、知らない人は「恐怖のGoogleAdSense停止メール。事前警告無しのアボセンス発動!」という記事をご覧ください。
コメント欄やはてなブックマークのコメントを見ると、同時期に多くの方がアカウントを停止されていることが分かります。結局のところその原因は闇の中ですが、そういった事態にならない為にも、しっかりと規約を理解しておく必要があります。
ただ、基本的な考え方としては、広告主の立場になって広告を掲載して行けば大きな問題にはならないと思います。
具体的な違反しないための対策については、「Adsenseでアカウント停止にならない為の9か条」をご覧ください。
AdSenseは広告主の保護が第一
アボセンスされる大きな理由の一つが、広告主に損害を与える行為を行ったということがあります。自己クリックや知人に依頼してクリックしてもらう不正クリックもそうですが、自分の利益だけを考えた行為は絶対にやってはいけません。
仮にあなたが広告主だとして以下の行為が許せるでしょうか
- サイト管理者の不正クリック
- ユーザを混乱させる誤クリック
- 違法なサイトへの広告掲載
- 他のアフィリエイト広告に紛らせた掲載
- 内容が薄いページへの掲載
どれもAdSenseのプログラムポリシーに反する事ですが、それ以前にやはり広告費として料金を支払っている広告主の不利益になる行為であることは間違いありません。
Googleの収入の多くは、広告主であるアドワーズ広告出稿者の広告費用から出ています。Google側としては当然広告主を保護することを第一に考えなければなりません。
AdSenseをアフィリエイトとして利用しているとその点を忘れがちですが、改めて自分のサイトや行動を見直し、しっかりとサイト運営していけば、突然のアカウント停止という事態にはならないでしょう。
不正クリックによってAdSense収入が減る
広告主が保護されることで、アフィリエイター側にもプラスになります。
不正クリックが増える⇒広告主が損をする⇒AdWordsを利用する広告主が減る
⇒Googleの収益が減る⇒アフィリエイターのAdSense収入が減る
不正クリックが増えることで最終的にアフィリエイターのAdSense収入が減ることになります。不正クリックを無くすことが、AdSense収入アップに繋がりますので、自分たちの身を守る意味でも絶対に不正を行なってはいけないのです。
無効クリックでアボセンスがなくなった
AdSenseのプログラムポリシーは、主に広告主を保護するために存在しています。AdSenseは広告主から支払われる費用によって運営されていますので当然のことですが、それが分かっていない人も多いと思います。
自分だけ儲けられれば良いという考え方で不正を働く人も多いのですが、不正行為は結局自分自身の首を絞めることになります。今のAdSenseは不正を見破ることに長けており、不正な方法で広告をクリックしても、報酬にならない無効クリック扱いになります。(不正クリックと無効クリック)
どのようにして不正クリックと判断しているのかは分かりませんが、これだけ多くのデータがあれば、自然なクリックなのか不自然なクリックなのかを見極めるのは難しくないのでしょう。無効クリックの精度が上がったことで、アボセンスさせるために、第三者が嫌がらせでクリックしまくっても大丈夫になりました。
無効クックリクが大量に発生した場合は、念のためAdSenseチームに報告しておいた方が良いですが、昔のようにアボセンスに怯える必要がなくなったことは、大変ありがたいことです。(※2013年5月の規約改定により無効クリックはレポートに表示されなくなりました。)