アドセンスの審査に何度も落ちてしまっている方へ
AdSenseアカウント用のサイトやブログを作成するで書いたポイントを抑えて作ったサイトであれば、審査に通りやすいと思いますが、AdSenseを使って不正を行う人が増えた事で、審査が厳しくなっているとも言われています。
Googleが審査基準を公開してくれればこんなに楽な事はないのですが、それではスパマーにとって良い情報を提供する事になってしまいますので、Google側から条件が提示される事はありません。
今まで何度かAdSense審査用サイト作成の手伝いを行っていますので、その経験から審査に通りやすいサイトの具体的な作り方をアドバイスさせて頂きます。
サイトよりも個人ブログの方が審査に通りやすい傾向にありますので、無料ブログサービスを使って登録申請する場合を考えてみます。
AdSenseの審査が年々厳しくなっているというような意見も多いですが、実際にはそんなことはないようです。AdSenseの審査が厳しくなっていると言う話は嘘?
審査用ブログの作り方
- ライブドアブログやSeesaaブログを使う
- サイドバーにプロフィール欄を作り、mailtoリンクを張る
- サイドバーから余計なパーツを外す
- 消せる広告は消す
- ブログ内からリンクを張らない
- ブログランキングに参加しない
- リンクプログラムに参加しない
AdSense広告が貼れない無料ブログで申請しても審査に通りません。人気のあるアメーバブログも基本的にはAdSense禁止ですので、避けておいた方が良いでしょう。
サイドバーはなるべくシンプルにします。プロフィールと新着情報とカテゴリぐらいで十分でしょう。プロフィール欄には連絡先としてメールアドレスを載せ「mailto:アドレス」でリンク設定しておきます。
ブログ独自の広告を消す事ができる場合には、極力消しておきましょう。
リンクを張ってしまうと、そのリンク自体も評価対象となってしまいますので、審査をパスするまでは内部、外部問わずリンクを張らない方が良いでしょう。
ブログランキングやリンクプログラムなど、作為的にアクセスアップを図るようなツール等は使用しない方が良いでしょう。ブログランキングへの登録は審査通過後に行います。
ページの作り方
基本的なサイトの構造は理解できたと思いますが、記事の中身も当然審査対象となりますので、ページの作り方にも気を配った方が良いでしょう。
- 最低500文字以上のオリジナル記事を10ページ以上作る
- 毎日1ページずつ、もしくは2日に一度ページを作る
- 記事の内容は、日記や趣味に関するものにする
- 記事内にリンクを張らない
- アダルト、公営ギャンブル以外のギャンブル、公序良俗に反するような記事は書かない
どこかからコピーしてきた記事ではなく、自分の完全オリジナルの記事が必要です。文字数も500文字以上あった方が良いでしょう。1,000文字ぐらいあれば理想的です。また、1日で10ページ作って申請するよりも、毎日1記事ずつ作っていく方が更新されているブログである事をアピールできます。
記事の内容は当たり障りのない日記や趣味に関するものが良いでしょう。また、既に述べたとおり審査を通過するまでは、記事の中からもリンクを張らない方が良いでしょう。
最後は当然のことですが、AdSenseのプログラムポリシーに違反しているようなサイトでは、審査はパスできません。
ロボット対策
AdSenseの基本的な審査はロボットが行っていると言われています。記事の中身のチェックなどは人間が行っているでしょうが、その前の段階で弾かれてしまわないように注意しましょう。
ロボットが事前に弾くというのは都市伝説のような気もしますが、以下のことに注意した方が良いと言われています。
- 過去にアカウントを取得したIPアドレスではない
- 過去にアカウント停止を食らったIPアドレスではない
- ブラウザのcookieを削除する
- 記事が他のブログのコピペではない
- 記事内にNGワードが含まれていない
- ブログ内に記載した連絡先メールアドレスで申請する
Adsenseアカウントの複数取得は規約違反ですので、過去にアカウントを取得したことがあったり、アボセンスされたことがある場合には、念のため当時のIPアドレスと異なるIPアドレスで申請しましょう。また、ブラウザのcookie情報を参照している可能性もありますので、cookieを削除しておいた方が良いかも知れません。
なお、AdSenseは1人1アカウントしか取得することができず、過去にアカウント停止を食らった人は、再登録することができません。実際には住所などが変われば登録できてしまうようですが、違反行為です。
最近のロボットは日本語解析能力に優れていますので、他ブログのコピペブログで申請しても直ぐにばれてしまいます。
記事の中で、プログラムポリシーに違反するような内容、またはそれに近いキーワードが含まれていると、AdSenseに適切ではないブログと判断されてしまうかもしれません。ですので、申請段階のブログでは当たり障りのない記事にしておきましょう。
最後の項目については意味がないかもしれませんが、ブログ内に記載した連絡先メールアドレスでAdSenseの申し込みを行うのが良いと思います。