モバイルコンテンツ向けAdSenseの利用方法
2012年2月よりiPhoneやAndroidなどのスマートフォン向けのAdSenseが、モバイル向けコンテンツAdSenseではなく、PCサイトと同じ画面からコードを取得するように変更になりました。
スマホサイトにAdSenseを貼る時は、コンテンツ向けAdSenseの管理画面からコードを取得し、携帯サイトにAdSenseを貼る時は、モバイルコンテンツ向けAdSenseの管理画面からコードを取得することになります。
»WordPressをスマホ・携帯対応させAdSenseを導入する
スマホ向けAdSense
広告の設定 ⇒ 広告ユニット ⇒ 広告サイズ
320×50のモバイルバナーとレクタングル(中)がモバイル向けのAdSenseとなります。レクタングル(中)については、PC向けと同じですが、自動的にAdSense側で端末を判断し、表示する広告を決定するようになっています。
レクタングル大などの大きな広告サイズを掲載しても、クリックされれば報酬になるようですが、大きな広告はスマホの画面サイズの関係で、途中で広告が切れてしまいますので、モバイルバナーとレクタングル中を中心に考えるのが良いと思います。
スマホサイトにも広告ユニットを3つまで載せることができますが、1画面内に表示できる広告は1つまでですので、複数の広告を載せる場合には、広告と広告の距離を離して設置する必要があります。
PCでスマホサイトを確認する
スマホを持っていない場合にスマホサイトを確認する場合には、Firefoxのモバイルシュミレータが便利です。
こんな感じでPCでスマホで見た状態を再現することができます。
完全にスマホの画面を再現することはできていないのですが、AdSense広告がどのように見えているのかを簡易的に確認するには十分です。
スマホサイトを作ってもレイアウトが崩れてしまっているなど、問題が発生しているとAdSenseのクリック率にも影響を与えますので、スマホ化させた場合には、しっかりサイトを確認しておきましょう。
ガラケー向けAdSense
広告の設定 ⇒ モバイルコンテンツ向けAdSense
- 名前:適当に
- 端末タイプ:すべての携帯電話
- 広告フォーマット:シングルかダブルを選択
- 広告タイプ:好きなものを選びます。
- エンコード:自動判別でも構いませんが、分かっていれば選択しておきます。
- カラーパレット:サイトのリンクや背景にあわせ修正します。
- カスタムチャネル:どのサイトの広告がリンクされたのかを調べるために、サイトごとにチャネル設定しておきます。
あとは、保存してコードを取得すれば完了です。
注意する点は、モバイルコンテンツ向けAdSenseはページ内に1つしか表示できないということや、ダブルはページの最下部でしか利用できないということです。
パソコン版とはプログラムポリシーが異なりますので、利用する際には必ず、モバイルコンテンツ向けAdSenseのプログラムポリシーに目を通しておきましょう。
一説にはモバイル向けAdSenseの方がクリック率が高いと言われていますが、個人的にはモバイルAdSenseでは全く稼げていません。扱っているサ イトのジャンルなどによっても収益が変わってくるとは思いますが、パソコン版と比べクリック単価が非常に低く設定されているような気がします。