テキスト広告のタイトルの色やURLの色を考察する
コンテンツ向けAdSenseのテキスト広告は、タイトルや背景、テキスト、URLの色を変更することが可能です。変更方法については、テキストリンクの色や背景をサイトやブログと合わせる方法をご覧ください。
基本的には、リンク色や背景色は自分のサイトの色と合わせるのが良いと思いますが、気になるのはテキストの色やURLの色だと思います。
デフォルトの色は、テキストが黒でURLが緑となっています。このまま使っているサイトも多いのですが、URLの色はタイトルと合わせたりテキストと合わせた方がクリック率が上がるような気がしています。
実際にそのようにしているサイトも多く、このサイトでも取り入れています。(試行錯誤していますので、変わっているかもしれません。)
テキスト色については、サイト内では#333や#666を使っている場合でも広告のテキストは#000等の濃い色を使った方が良いかもしれません。
URLのリンク色に迫る
これは、私が管理するサイトの記事下に張ってあったAdSense広告ですが、タイトルとURLのリンク色をサイト内のリンク色と同一にしていました。
URLは緑色の方が当然目立つのですが、それだと広告である事を主張しすぎるので、記事を読んだ後に自然な流れでリンクをクリックしてもらえるように色を合わせています。
レクタングル大でのみ有効な方法ですが、タイトルリンクとURLが横に並ぶ場合には、色を同じにしても良いと思います。(レクタングル大でもフォントサイズを大きくしていると、URLが下に回りこんでしまう事があります。)
次にサイドバーのAdSenseですが、レクタングル大以外の広告ユニットの場合、タイトルとURLが離れていますので、そういった場合にはテキストと同色にするのが良いのかなと感じています。
もちろんタイトルと同色にしても問題ないのですが、サイドバーの場合にはこの方が自然な印象を受けます。
現在のテキスト広告の色
色々テストした結果、2012年11月現在のテキスト広告の色は以下のようになっています。
結局、普通の状態に戻ってしまいました。URLの色を変えることでクリック率に大きな変化は感じませんでした。タイトルリンクの色は、サイト内リンクと同じにして、URLは緑系の色にしています。ユーザーもこの形を見慣れていると思いますので見慣れた形が良いのかもしれません。
ベストな色は自分で探す
クリック率を上げるための方法として、広告の色について取り上げてきましたが、正直何が正解なのかは分かりませんし、サイトによっても変わってくるでしょう。
あるサイトでは成功している方法が自分のサイトでは、効果的ではないという事が良くあります。他人の方法を参考にする事は大切ですが、実際に効果があるのかを自分で検証して行く事の方が重要です。
タイトルやテキスト、背景の色によってクリック率が変化することは間違いありませんので、特にAdSenseを始めたばかりの頃は、色々と実験してみるのが良いと思います。
レクタングルを使う場合でも、一般的にレクタングル大の方が中よりも成果が上がるとされていますが、広告サイズとして一般的なのはレクタングル中の300×250です。広告主がレクタングル大の336×280のサイズのイメージ広告を用意していなければ表示されることはありません。
レクタングル中に変えても大きく報酬額が減ることは無いはずですので、試しに自分のサイトでやってみて、大と中のどちらが良いのかを判断するのが良いと思います。(AdSenseの広告サイズをレクタングル大から中に変えてみて)