クリック単価の高いキーワードよりも自分の得意分野で
※この記事を書いた時の私の考え方では、得意ジャンルを攻めるのが良いと思っていましたが、得意ジャンルでもそれが稼げないジャンルの場合、途中で挫折する可能性が高いです。
得意ジャンル+それなりに稼げるジャンルということが条件になります。それを前提にこの記事をお読みください。
AdSenseの報酬はクリック単価によって大きく異なります。クリック単価とは何なのかわからないという方は、AdSenseのクリック単価とはをご覧ください。また、クリック単価を上げる方法も参考になると思います。
アフィリエイトをやる以上、多くの収入を得たいと思うのが普通ですが、AdSenseは表示される広告によって単価が大きく異なっています。クリック単価の高いキーワードでサイトを作りSEO対策する事で、単価の高い広告を表示する事ができます。
どの単語のクリック単価が高いのかを調べるのは難しいのですが、一般的には広告を出す企業が多い(競合が多い)キーワードのクリック単価が高くなります。
クレジットカードや不動産ローン、銀行などの金融系や、レンタルサーバやドメインなどのホスティングサービスは単価が高いキーワードと言われています。基本的に一度契約すると、継続的に広告主の利益となるものはクリック単価が高い傾向にあります。また、教育や健康、就職などの需要のあるキーワードも当然単価は高くなります。
単価の高いキーワードを選ぶのは、SEOで月間検索数の多いビッグキーワードを選ぶのと似た感覚です。そのキーワードで上位表示できた時には、大きな利益となりますが、その分ライバルサイトも多いので、成果を出すこと自体が難しいと言えます。
クリック単価よりも自分の得意分野で攻める
クリック単価の高いキーワードを元にページを作っていっても良いのですが、個人的にはあまりオススメしません。
ユーザが広告をクリックしてくれるのは、そのサイトが信頼できると判断した時です。ユーザを騙すような感じでクリックさせることも可能ですが、長い目で見て安定した収入を得るためには、信用の置けそうなサイトである事をアピールしなければなりません。
信用の置けるサイトかどうかを判断する上では、そのページに書かれている文章が大きく物を言います。大した知識の無い人が書いたような適当な文章では信頼を勝ち取ることは難しいでしょう。
良いページを作るためには、その分野でのある程度の知識が必要です。金融系のキーワードが良いからと言って、素人がネットで得た知識だけで金融系のサイトを作っても良いサイトにはならないでしょう。
それであれば、クリック単価の高い低いでサイト作りやページ作りを決めるのではなく、自分の得意分野でしっかりとしたサイトを作って、ユーザの為になる情報を配信する方が良いと思います。
クリック単価が低くて失敗した例
得意分野で攻めた方が広告のクリック率は高くなるのですが、あまりにクリック単価が低いジャンルでは、沢山クリックされても大して報酬が増えません。
私が失敗したジャンルは「株式投資」です。
株に関する情報を配信するサイトを作り、AdSenseと証券口座開設でアフィリエイトしたのですが、AdSenseの平均クリック単価が15円ぐらいで、全く稼ぐことができませんでした。口座開設の方も上手く行かず、このサイトについては今は放置状態になっています。
私が初めて作ったアフィリエイトサイトで、500ページほどのボリュームがあり、完成するまで半年ぐらいかかったのですが、月に1~2万円ぐらいしか稼ぐことができませんでした。今でもAdSenseと口座開設の広告は貼ったままですが、AdSense報酬が月に8,000円ぐらいで、口座開設が多くても5,000円ぐらいです。
AdSenseの単価が低いジャンルは、ASPアフィリエイトの単価も低いことが多く、そう考えると自分が得意ではないジャンルでも単価が高い方がアフィリエイト報酬は上げやすいのかもしれません。この辺は、人それぞれ考え方が違うと思いますので、自分のやりやすいようにやるのが良いと思います。
ちなみに証券口座開設の単価も沢山契約を取れれば、特単で上げることは可能です。私の場合、全然件数が取れず1件数百円という状態でした・・・GMOクリック証券だけ元々の単価が高いのですが、月に何件も決まるものではありません。