広告ユニットのテキスト広告とイメージ広告
Google AdSenseには大きく分けてテキスト広告とイメージ広告があります。他にもリンクユニットと呼ばれる形態もありますが、使用頻度が高いのがコンテンツ向けAdSenseのテキスト広告とイメージ広告だと思います。
広告ユニットのテキスト広告とイメージ広告のどちらを使うのかは、サイト運営者が選択する事ですが、このページではそれぞれの特徴を挙げておきます。
テキスト広告の方がクリック率が高い
一般的にテキスト広告の方がクリック率が高いと言われています。インターネットが普及する前の創世記には、ネットに慣れていないユーザが多く、イメージ広告の方がクリックされやすい傾向が強かったのですが、今の時代のユーザは自然とイメージ広告を無視してサイトを見るようになっています。
これは、イメージで書かれた文字はよく読まれていないと言うのと同じ事が言えますが、ユーザに本気で伝えたい時には、画像よりもテキストの方が良いのです。
ただし、サイトのサイドバーに表示する場合や、リピータのクリック率を高める為には、イメージ広告の方が効果的と言われています。サイドバーはユーザがあまり目を留めない部分ですので、画像でインパクトを与える事で広告の存在をアピールする事ができます。
また、基本的にリピータよりも新規訪問者の方が広告をクリックしやすい傾向にあります。これはサイトの作りを理解してないユーザは広告の位置もわかっていませんので、広告とわからずにクリックする可能性が高いからです。
その点、リピータはそのサイトのどこに広告が配置されているのかを熟知していますので、その部分は自動的に目が留まらないようになっています。そういったリピータの興味を引くのが、見慣れていないイメージ広告という事になります。
テキスト広告はサイトイメージを崩さない
テキスト広告は、どのサイトのどのページにおいても目立たず、サイトのイメージを損なうことなく広告を掲載することが出来ます。テキスト広告は、リンクの色や背景色を自由自在 に変えられますので、サイトで使われているリンク色や背景色と同色にする事で、より自然な形で広告を設置することができます。
また、テキストのリンクは、ページ内のリンクと同じような扱いになっていることが多く、ユーザもクリックすることに抵抗がないと言われています。イメージ広告の場合、宣伝色が強くなりますが、テキスト広告であれば、控えめに宣伝する形が作れるのです。
イメージ広告はサイトを彩ったり、見せる為の広告
個人的にはテキスト広告を使う事が多く、テキスト&イメージ広告を使うことも少ないのですが、サイドバーなどで他社広告とAdSenseを並列に掲載する場合には、イメージのみを使用する事もあります。
サイドバーにAdSenseではないアフィリエイト広告を載せたり、アクセス数の多いサイトだと依頼されて独自の広告を載せる事もあると思いますが、そういった広告とAdSenseを一緒に並べる場合には、AdSenseもイメージにした方が良いでしょう。
また、サイドバーにイメージ広告を載せることで、サイト自体が華やかになるという効果もあります。広告の大きさや種類にもよりますが、あえて目立つ位置にイメージ広告を掲載する事で、サイトにアクセントをつける事もできるのです。
最も収益が上がる広告タイプは?
一般的にテキスト広告よりもイメージ広告の方が単価が高くなりますが、クリック率は低くなります。どちらを設置するかで悩む方も多いと思いますが、基本的には、「テキストとイメージ」の両方が表示されるタイプにしておくのが良いと思います。
たとえば、ブログ記事下に掲載する広告はテキスト広告の方がクリック率が上がるとされていますが、私の実験では、テキストとイメージの方がクリック率が高くなりました。
全てのサイトでこのような結果になるとは思いませんが、クリック率を考慮してもテキストのみよりは、テキストとイメージにしておいたほうが良いと思います。
なお、レクタングル大とレクタングル中のどちらがいいのかという事で悩む人もいると思いますが、レクタングル大のほうが良いと言われています。ただ、サイトによってレクタングル中の方が成果が上がるかもしれません。
»レクタングル大よりもレクタングル中の方がクリックされる?
»AdSenseの広告サイズをレクタングル大から中に変更してみて
常にレクタングル大の方がいいとは限りませんので、これについても自分のサイトでテストしてみてどちらが良いのかを決めるのが良いでしょう。
そのことで行き詰っていたので参考になりました。
ありがとうございましたm(_ _)m
こちらこそブログをご覧頂きありがとうございました!