Googleへの不正クリックの報告
※2013年5月の規約改定により無効クリック(不正クリック)はレポートに表示されなくなりました。レポートで確認できないのでGoogleへ報告しようがないですね・・・
AdSense狩りによってGoogle AdSenseのアカウントが即停止になるというような事はなくなっていますが、明らかに第三者からの嫌がらせ目的でAdSense広告をクリックされた場合には、念のためGoogleへ報告しておいた方が良いでしょう。
嫌がらせによるクリックでも報酬に繋がれば良いと思う方もいるかもしれませんが、こういった広告主の利益にならないクリックは、クリック単価を下げるだけですので、放置しておくと最終的には自分の首を絞めることになります。
また、AdSense狩りによるアカウント停止が全く無くなったというわけではありませんので、覚えの無い事で、Googleに不信感を与える事がないよう、Googleから指摘される前にこちらから報告しておいた方が良いでしょう。
ただし、誤って自分でクリックしてしまったような場合には、基本的にはいちいち報告する必要はありません。
Googleへの報告の前に
Googleへ報告する為のデータを取得するために、必ず事前にStatCounterを導入して置いてください。
特定のユーザ(IPアドレス)が複数回、不正と思われるクリックを行っている場合には、そのユーザをアクセス拒否すると良いでしょう。
また、クリック数の急増は自分のAdSenseコードが他人のサイトで不正利用されている可能性もありますので、スパイチェックツールで悪用されていないかを確認します。それ以前に許可サイトの設定は必ず行いましょう。
以前は、日本製のアクセス解析であるリサーチアルチザンが使えたのですが、AdSenseの仕様が変わったのか、リサーチアルチザンではAdSenseのクリックデータが上手く取得できなくなっています。
StatCounterでも全てのクリックデータが取得できるわけではありませんが、海外でもAdSenseの不正クリック調査のために良く使われている解析ソフトですので、導入しておいて損はありません。
また、AdSenseとGoogleアナリティクスを統合しておくことで、アナリティクスでAdSenseのクリックデータが見られるようになります。IPアドレスは分かりませんが、AdSenseの管理画面よりも詳細なデータが確認できます。
Googleへ報告してみよう
明らかに不正なクリックが見られた場合には、アクセス解析によって「不正な IP アドレス、参照元」などをチェックして、サポートに報告します。ただし、重大な問題が発生している場合を除き、何の返事もありませんので、実際に処理されたかどうかはわかりません。
しかし、覚えの無い理由でアカウント停止などの重いペナルティを受けないためにも、気になったら念のため報告しておくのが良いと思います。
なお、以前までは、クリック数に変化がなくてもアクセス数が急増した場合には、Googleに報告した方が良いとされていましたが、現在はアクセス急増は報告する必要が無くなっています。それだけGoogleが不正を見抜くことが出来るようになっている証拠ですね。