許可サイト設定でAdSenseコードの不正利用を防ぐ

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Google AdSenseには、第三者に自分のコードを貼られるなどして不正クリックが発生するのを防止するために、アクセスと認証という機能があります。

アクセスと認証にて、自分でコードを貼ったサイトを登録しておくと、それ以外のサイトに張られたコードはクリックされてもカウントされません。

第三者にコードをパクられた場合はもちろんですが、自分で使っているサイトのテンプレートを他のサイトにコピーして使うような時に、AdSenseコードを外すのを忘れてしまうこともありますよね。そのサイトがAdSenseに違反するようなサイトだった場合、ペナルティを受ける事になります。

許可サイトの設定方法

アカウント設定 ⇒ アクセスと認証 ⇒ 広告の表示を許可したサイト ⇒ 編集

AdSenseの管理画面にログインし、アカウント設定をクリックします。

画面の下の方にアクセスと認証という項目がありますので、「自分のアカウントで特定のサイトの広告表示のみを許可する」をチェックします。

許可サイトという部分に、自分のAdSenseコードを貼るサイトのURLを入力します。http://www.などは必要ありませんので、ドメイン名のみを並べていきます。

自分が管理しているドメインであっても許可サイトに入れていないとクリックされても報酬になりませんので、新しいサイトを作った場合には、忘れずに許可サイトに指定しておきましょう。

また、不許可サイトの欄には、過去1週間に、自分が許可していないサイトで、自分のコードのAdSense広告が表示されたサイトのドメインが表示されています。自分が管理しているドメインだった場合には許可しましょう。他人のドメインの場合には不許可のままでOKです。

※許可サイト設定できるのはドメイン単位ですので、サブディレクトリ型の無料ブログ等の場合、同じサービス内でパクられた場合には対処することができません。そういった点でも無料ブログでAdSenseをするのはリスクがあると言えます。

一度設定した許可サイトを編集したい場合には、アクセスと認証の「編集」や「詳細」をクリックします。

不許可サイトに表示される検索エンジンやSNS

不許可サイトにYahooやGoogle、Bingなどの検索エンジンのキャッシュページが表示されることがあります。またFacebookなどのSNSのURLが出てくることもあるでしょう。

  • www.google.co.jp
  • webcache.googleusercontent.com
  • translate.googleusercontent.com
  • www.bing.com
  • www.charthunt.com
  • www.facebook.com

こういったURLが良く表示されます。

webcache.googleusercontent.comというのがGoogleのキャッシュページのことで、キャッシュページとは、検索エンジンがサイトを一時保存した物です。

検索結果に表示されている「キャッシュ」をクリックするとキャッシュページが確認できます。キャッシュとは、検索エンジンに保存されている過去の一時点のキャプチャのようなもので、ページを更新すればキャッシュも更新されます。

これがキャッシュページの中身なのですが、こういったページにもAdSenseが表示される時があり、不許可サイトのURLに検索エンジンなどのキャッシュURLが上がってくるのです。

検索エンジンやSNSのURLに関しては、許可サイトに含めている人も多いのですが、自分が管理していないサイトに表示されていることは間違いありませんので、不正クリックを考えると許可しない方が良いと思います。

»Google AdSenseやアナリティクスコードのパクリ対策

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